ハイランドの仇に心盗まれて
定価:1,375円(税込)
発売日:2017年4月20日
第五回「勝手にロマンス大賞」(2018年)ヒストリカル部門第1位に選ばれました! 許されぬ恋、生死を懸けた愛! お互いに秘密を抱えたまま、心は離れては近づき-- 正統派ハイランダー・ロマンスの決定版! NYタイムズのベストセラー入りの大人気作!
【あらすじ】
スコットランドがイングランドの支配下にあった14世紀、スコットランドは、イングランドの支配を受け入れるか、独立かを巡って、真っ二つに割れていた。
祖国スコットランドの統一とイングランドからの独立を目指した、スコットランドの王ロバート・ブルース。彼が精強なイングランド軍に対抗するため、極秘裏に結成した精鋭秘密戦士団〈ハイランド・ガード〉。
アーサー・キャンベルは〈ハイランド・ガード〉の一員であり、イングランド支持者のふりをして、イングランド支持のハイランド領主マクドゥーガルの城に入り込み、諜報活動を行っている。ブルースがスコットランドを統一するためには、マクドゥーガルの一族を倒さなければならない。その戦いに備えているのだ。
また、アーサーにとって、マクドゥーガルの当主ジョンは、父の仇でもあった。父はジョンに、卑怯なだまし討ちで殺された。アーサーは、ジョンへの復讐を心に誓っていた。
任務のため、城内ではできるだけ目立たないようにふるまうアーサーだが、マクドゥーガル家の令嬢アナに、どういうわけかつきまとわれ、注目を集めることになってしまう。アナにはアナの目論見があって……。
敵対する一族の男と女という、「ロミオとジュリエット」を思わせる設定で、激動の時代に燃え上がる切ない恋を描く、ドラマティックな王道ロマンス。
【著者/モニカ・マッカーティ】
NYタイムズ、USAトゥデイのベストセラー作家。夫はプロ野球選手。スコットランド中世史をこよなく愛する、“歴女”で、スコットランドを舞台にしたロマンスのみを手がけている。
+もっと見る
書誌情報
Details
- 著者
- モニカ・マッカーティ
- 訳者
- 芦原夕貴
- 定価
- 1,375円(税込)
- 判型
- 文庫判
- レーベル
- ベルベット文庫
- 発売日
- 2017年4月20日
- ISBN
- 978-4-420-32044-3
- 総ページ数
- 632ページ