君がそばにいても 僕は君が恋しい

君がそばにいても 僕は君が恋しい 君がそばにいても 僕は君が恋しい

著者:リュ・シファ
訳者:蓮池 薫

■判型/総ページ数:新四六判ハードカバー/128ページ
■定価:本体1,400円+税
■ISBNコード:4-7777-1009-2
■発売年月日:2006年10月26日

言葉の壁をやすやすと越える
ドラマや歌にならぶ新しい韓流の魅力

韓国は詩の国である。
なかでもリュ・シファの詩は若者の胸に深く静かに響きわたる。
韓国で100万部を突破し、蓮池薫氏が心をこめて訳した大ベストセラー詩集。
新しい韓流の輝きがそこにある。

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僕のなかにいる君よ
僕のなかで僕を揺さぶる君よ
水のように 空のように
僕の深いところを流れて
秘かな僕の夢と出会う人よ

君がそばにいても
僕は君が恋しい

訳者近影
(訳者近影)
――本詩集より

〈著者プロフィール〉
1959年生まれ。韓国の国民的詩人、エッセイスト、翻訳家。80年に韓国日報新春文芸詩部門賞を受賞。革新的詩誌「詩運動」を創刊するなど活躍するが、83年から詩作を中断し翻訳活動に入る。88年以後はインドやアメリカを放浪して過ごし、91年に本作品で詩壇に復帰。日本ではインド旅行記『地球星の旅人 インドの風に吹かれて』(日本放送出版協会)が訳出されている。

〈訳者プロフィール〉
蓮池薫
1957年新潟県生まれ。中央大学法学部3年在学中に拉致され、24年間、北朝鮮での生活を余儀なくされる。現在は新潟産業大学で朝鮮語の非常勤講師・嘱託職員として勤務するかたわら、中央大学に復学して法学部に在籍。訳書に、『孤将』(新潮社)、『走れ、ヒョンジュン!』(ランダムハウス講談社)、『ハル 哲学する犬』(ポプラ社)等がある。

〈装丁・本文写真〉
マイケル・ケンナ
1953年イギリス、チェッシャー州ランカスター生まれ。世界的なランドスケープ・フォトグラファー。ロンドン芸術学校で学んだ後、1976年にカレッジ・オブ・プリンティングでプリント技術を修得。77年よりアメリカに移り写真家として活動する。

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