61歳で大学教授やめて、北海道で「へき地のお医者さん」はじめました

61歳で大学教授やめて、北海道で「へき地のお医者さん」はじめました 61歳で大学教授やめて、北海道で「へき地のお医者さん」はじめました

著者:香山リカ

■判型/総ページ数:四六判ソフトカバー/224頁
■定価:1,760円(10%税込)
■ISBNコード:978-4-420-31103-8
■発売年月日:2024年02月26日

精神科ひとすじ30年の医師が総合診療医として「へき地 」に着任!?

50代半ばからの転職活動はハードルの連続。
医療スキルを再研修したり(必須!)、車の免許とり直したり(わかる)、武術習ったり(え?)……?
より道、よこ道、まわり道の果てに、たどりついたのは「恐竜の町」。

セカンドキャリアを模索する、人生大転換ストーリー!

  *  *  *  *  *  *  *

「なぜ私は、50代も後半戦に入ってから『へき地で医者をやってみたい』と思うようになり、何年もかけて準備をしたのだろう。そして、なぜそれを実行に移す場として、この穂別を選んだのだろう。
 自分でももう一度、振り返って考えてみたい」(「はじめに」より)

[目次より]
◆第0章 「ふたつの死」に背中を押されて
 ひとつめの死 母親との別れ/ふたつめの死 中村哲先生が亡くなった

◆第1章 へき地医療への道、開幕
地域医療の最前線で働く同級生たち/まず、からだを鍛えよう/運転の話 35年ぶりの再チャレンジ/総合診療科研修希望、連敗/救いの神は、まさかの母校! etc.

◆第2章 転職活動、本格始動!
国際医療に貢献したい/海外に行かなくても「一隅」は照らせるはずだけど/デイヴィッド・バーンに恥ずかしくない生き方がしたい etc.

◆第3章 ちょっと昔ばなし 科学好きの女の子が精神科医になるまで
わりと昔の話 科学が好きな小学生/古生物学や天文学に親しんだ中学時代/高校で上京、はじめての下宿生活/科学との別れ、ポストモダンとの出会い/「香山リカ」誕生 etc.

◆第4章 職場決定、決め手は恐竜
「恐竜博2019」/カムイサウルスにのめり込む/「むかわ町」って、あの「むかわ」?/心を決めて、穂別診療所に連絡!/いよいよオンライン面接 etc.

◆第5章 いざ、“カムイサウルスの町”へ!
穂別の地に見参!/カムイサウルスにごあいさつ/はじめてのクルマ購入/運転の話ファイナル恐怖のマルホランド・ドライブ/穂別の冬を越えて/へき地診療所常勤医の日常 etc.

[著者紹介]
香山リカ(Rika Kayama)
1960年、北海道札幌市生まれ。東京医科大学在籍中から執筆活動を始める。同大学卒業後は精神科医として臨床に携わりながら、帝塚山学院大学教授、立教大学教授などを歴任。また現在に至るまで精神医学、政治、カルチャー等、幅広いジャンルで執筆活動を続け、多数の著書を刊行している。50代半ばから地域医療を志し、2022年4月、北海道のむかわ町国民健康保険穂別診療所に総合診療医として着任。週末には東京での精神科診療も継続しており、北海道と東京を往復する2拠点生活を送っている。

  • BOOKNAVIへ
  • 電子書籍発売中
  • 試し読み
  •  
  •  
  •  
  •